韓国の祝日カレンダー 2021年

韓国の祝日

元日（シンジョン）

1月1日

西暦の元日（1月1日）です。
韓国人にとっての伝統的な年越しは旧暦にもとづく旧正月（旧暦元旦）なので、新暦の元日はあまり重要ではなく、休みは１日だけです。

旧正月（ソルラル）

2月11日～13日

2021年の旧暦元旦は2月12日です。韓国では旧暦元旦を挟んだ前後3日間（旧暦大晦日から旧暦正月2日）が旧正月の連休です。
旧正月は旧暦（太陰暦）に基づく行事なので、新暦（太陽暦）上の日付は毎年変わります。

三一節

3月1日

日本統治下の1919年3月1日に始まった抗日独立運動を記念する祝日。
キリスト教や仏教などの宗教指導者33名がソウル中心部で独立宣言書を読み上げたことに端を発した反日デモは、その後約2カ月間にわたり全国に広がりました。デモの参加人数は延べ約200万人と言われます。朝鮮総督府による鎮圧で1万人以上が逮捕され、そのうち約4000人が有罪判決を受け、中心的指導者らは3年程度の懲役に服しました。

労働者の日（メーデー）

5月1日

祝日（公休日）ではありませんが、民間企業の多くが休業します。金融市場もクローズします。
官公庁や学校は平常どおりです。

子どもの日

5月5日

5月5日は「こどもの日」。
日本の「こどもの日」との関連が想起されますが、韓国側の公式な説明では、「1927年に韓国人の童話作家方定煥が提唱した韓国発祥の祝日である」とのことです。

釈迦誕生日

5月19日

釈迦の誕生を記念する祝日です。旧暦の4月8日です。旧暦に基づく祝日なので、新暦上の日付は毎年変わります。

顕忠日

6月6日

国家のために戦没した英霊の冥福を祈る日。

光復節

8月15日（16日に振替）

日本による統治の終了を祝う独立記念日。
ちなみに北朝鮮でも8月15日は祝日（祖国開放記念日）です。
1945年（昭和20年）8月15日は、昭和天皇が玉音放送をおこなった日。この日、玉音放送は東亜放送（現NHKラジオジャパン）の短波放送により朝鮮半島にも放送されました。

秋夕（チュソク）

9月20日～22日

秋夕（チュソク）は旧暦の8月15日です。2021年は新暦9月21日が秋夕です。秋夕を挟んだ前後3日間が連休になります。
秋夕には、日本のお盆と同じように、先祖のお墓参りをする人が多いです。

開天節（建国記念日）

10月3日（4日に振替）

神話上の朝鮮民族の始祖「檀君」による古朝鮮建国を祝う日。
「檀君」による建国は韓国では史実として扱われており、韓国人が「韓国には5000年の歴史がある」というのは、この檀君による建国を指しています。

ハングルの日

10月9日（11日に振替）

世宗大王によるハングル文字「訓民正音」の創成を祝う日

クリスマス

12月25日

韓国では、キリスト教徒は仏教徒よりも多く、全人口の約30％を占めています（仏教徒は約23％）。このため、仏誕節とならびクリスマスが祝日になっています。