中国の祝日カレンダー 2024年

中国の祝日 1月 – 6月

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Mar(3月)
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Apr(4月)
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May(5月)
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中国の祝日 7月 – 12月

Jul(7月)
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Aug(8月)
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Sep(9月)
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Oct(10月)
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Nov(11月)
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Dec(12月)
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中国の祝日 2024

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1月~6月
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1月1日 元旦 3連休 / 12月30日(土)~1月1日(月)
1月1日は法定の休日ですが、中華圏では伝統的に旧暦(太陰暦)の元旦に新年を祝うため、西暦(グレゴリオ暦)の1月1日はごく普通の休日です。市民生活上「お正月」の雰囲気はあまりありません。
2月9日 旧暦大晦日 法定休日ではありませんが、政府は、各企業が有給休暇の活用等によりこの日に従業員を休ませることを公式に推奨しています。
2月9日は旧暦(太陰暦)の大晦日です。ここ数年来、春節の連休は旧暦大晦日から始まる慣例でしたが、2024年の旧暦大晦日は法定休日に指定されませんでした。
政府(国務院)は、それに代えて有給休暇等を活用して旧暦大晦日を休日にすることを公式に奨励しています。
2月10日 春節(旧正月) 8連休 / 2月10日(土)~17日(土)
【振替出勤日】 2月4日(日)、18日(日)
中国では太陰暦(旧暦)の1月1日を「春節」と呼び、この日に新年を祝います。日本で明治初期まで毎年祝われていた「旧正月」と同様のものです。
1912年建国の中華民国が公用暦にグレゴリオ暦を採用したため、それまで「元旦」と呼ばれていた旧暦1月1日は「春節」と改称されました。
春節の午前零時を迎えた瞬間、街中で花火が上がり、道路で人々が爆竹を鳴らして、にぎやかに新年を祝います(中国の爆竹は1本の大きさが大人の指くらいあり、大変大きな音がします)。
2024年の旧暦元日は2月10日です。
法定の祝日は3日間ですが、政令により直近の週末の休日を振り替えて、8連休になります。
2025年以降の春節(旧暦元日)は次のとおりです。
 ○ 2025年の旧暦元日 1月29日
 ○ 2026年の旧暦元日 2月17日
 ○ 2027年の旧暦元日 2月7日
4月4日 清明節3連休 / 4月4日(木)~6日(土)
【振替出勤日】 4月7日(日)
「清明」は「二十四節気」のひとつです。二十四節気とは四季をさらにそれぞれ6つに分けるもので、春の6つの節気のうち清明は5番目。啓蟄、春分の次にくる節気です。春の清らかな様子をあらわした「清浄明潔」という語を略した言葉です。
中国ではこの日にお墓参りをする風習があり、そのため「清明節」は「掃墓節」(Sao Mu Jie)とも呼ばれます。
清明の日は年によって若干移動します。2024年は4月4日(木)です。
5月1日 労働節5連休 / 5月1日(水)~5月5日(日)
【振替出勤日】 4月28日(日)、5月11日(土)
5月1日は、労働者の日(メーデー)です。
メーデーは、米国の労働組合連盟が1886年5月1日におこなった統一ストライキや労働運動を起源とし、中国を始めベトナムや北朝鮮、ロシアなど(旧)社会主義国ではいずれも祝日です。
法定の休日は1日だけですが、例年、政府の通達によって前後の日曜日・土曜日を移動して連休がつくられます。
かつて2007年までは7連休の「ゴールデンウィーク」でしたが、2008年から3連休に短縮されました。近年は、2019年は4連休、2020年以降は5連休と、ふたたび長期化しつつあります。
6月10日 端午節 3連休 / 6月8日(土)~6月10日(月)
中国の端午節は旧暦(農暦)の5月5日で、カレンダー上の日付は毎年変わります。2024年は6月10日です。
古代中国「楚」の政治家で詩人であった「屈原」の命日にちなむ祭日です。屈原を供養する行事が転じて、無病息災を祈念する中国の伝統的な祭日となりました。
日本の「端午の節句」とは違い、「こどもの日」の意味合いはありません。
中国でも端午節には「ちまき」(中国語では「粽子」(zong zi))を食べますが、中国の「粽子」は日本のちまきのような「お菓子っぽさ」はなく、おにぎりのように米粒の形状がはっきりした「食糧っぽい」食べ物です。
端午節は春節・中秋節とならぶ中華民族の三大節句のひとつですが、法定休日になったのは2008年からで、比較的新しい休日です。
7月~12月
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9月17日 中秋節3連休 / 9月15日(日)~9月17日(火)
【振替出勤日】 9月14日(土)
中国の中秋節は旧暦8月15日で、カレンダー上の日付は毎年変わります。2024年は9月17日です。週末休日の振替により3連休になります。
中秋節には、月餅を食べる風習があります。お世話になっている人に月餅を贈る習慣もあり、中秋節が近づくとデパートに高級月餅が並びます。スターバックスやマクドナルドも、オリジナルの月餅セットを販売します。
中華民族の大切な祝日ですが、国定休日になったのは2008年からで、比較的新しい休日です。
10月1日 国慶節7連休 / 10月1日(火)~10月7日(月)
【振替出勤日】9月29日(日)、10月12日(土)
10月1日は、中華人民共和国の建国記念日です。1949年10月1日、毛沢東は天安門に立ち中華人民共和国の建国を宣言しました。
法定の祝日は3日間ですが、例年、前後の週末の休日を振り替えて7連休になります。

祝日の出典

  1. 2024年の中国の祝日、休日の日程は、2023年10月25日に中央政府国務院から発表されました。
    国务院办公厅关于2024年部分节假日安排的通知」(国办发明电〔2023〕7号)
  2. 中国の法定休日を規定しているのは以下の法令です。
    全国年節及記念日放假弁法」(1949年12月23日発布 2013年12月11日最終改正)

備考

  1. 中国の法定休日と政令による連休
    中国の祝日(法定休日)は年間合計11日です。
    中国の法定休日の一覧
    祝日休日日数日程
    元旦1日(1月1日)
    春節3日(旧暦1月1日〜3日)
    清明節1日(4月4日または5日)
    労働節1日(5月1日)
    端午節1日(旧暦5月5日)
    中秋節1日(旧暦8月15日)
    国慶節3日(10月1日〜3日)
    合計11日
    この法定休日をベースに、政令によって以下のとおり連休がつくられます。
    週末休日の振り替えによる連休化
    中国は週休二日制が普及しているので、日曜日・土曜日は公休日です。政府(国務院)の権限でこの日曜日・土曜日を祝日(1日〜3日間)の隣に振り替えて、3日間〜7日間程度の連休にする運用が定着しています。
    日曜日・土曜日をどの平日に振り替えるかは、毎年、政府(国務院)が決定します(この決定が発表される時期は、前年の11月〜12月頃です)。
    つくられる連休の日数は、それぞれの祝日ごとにおおむね決まっています。
    中国の連休日数
    祝日連休日数
    元旦3連休
    春節(旧正月)7連休
    清明節3連休
    労働節5連休
    端午節3連休
    中秋節3連休
    国慶節7連休
    振替に使用した日曜日・土曜日は出勤日(平日扱い)となり、官公庁、一般企業などは、原則として通常どおり営業します(振替出勤日)。証券取引所は普段の週末と同じく休場です。
    *上記の表の連休日数は、法律で決まっているわけではなく、行政上の前例にすぎないので、これと異なる日数になる年もあります。
    *中国の祝日、連休日程の決まり方については、こちらの記事も参考にしてください。
    中国の法定休日制度について
  2. 中国の振替休日について
    中国には振替休日の制度があります。ただし、中国の祝日に関する法令には、
    「全国民が休みになる休日が土曜日、日曜日にあたるときは、平日に振り替える」(全国年節及記念日放假弁法 第6条)
    と書いてあるだけで、「どこの平日に振り替えるか」は書いてありません(決まっていません)。
    このため、毎年前年11月〜12月頃に公表される政府の通知を見るまでは、振替休日の具体的な振替先はわかりません。
  3. 一部の人にのみ適用される休日
    あまり意識する必要はないと思いますが、中国には「一部の人にのみ適用される休日」というものがあります。国務院の政令で正式に決まっています(全国年節及記念日放假弁法 第3条)。
    特定の人に適用される休日
    祝日休日日数日程
    女性節女性のみ半日(3月8日)
    青年節14歳以上の青年のみ半日(5月4日)
    児童節14歳未満の少年児童のみ1日(6月1日)
    建軍記念日現役軍人のみ半日(8月1日)
    仕事上問題になりそうなのは、「女性節」と「青年節」でしょうか(ここに言う「青年」とは「14歳以上28歳以下の男女」を指します)。
    ただ、女性や青年が実際にこの日に半日で帰ったという話はあまり聞いたことがありませんし、仮に半日で帰ったとしても会社や役所自体は通常の終業時間まで開いているので、この種の休日は、みなさん普通あまり意識していないと思います。
  4. 少数民族の自治区には、各民族の習俗習慣に基づく休日が定められている場合があります。
    これらは国(中央政府)の管轄ではなく、各民族自治区の地方政府が独自に定めます。
  5. 中華民族の伝統的な祭日は、今でも旧暦(太陰暦)の日付で祝われます。以下の3つです。
    • 旧正月 旧暦1月1日
    • 端午節 旧暦5月5日
    • 中秋節 旧暦8月15日
    中国語では「旧暦」のことを、「農暦」(nong li)と呼びます。
    1912年に孫文の中華民国が成立した際に、公用暦が太陰暦から太陽暦(グレゴリオ暦)に切り替えられました。これにより普段の社会生活は西欧と同じカレンダーで営まれることになりましたが、中華民族伝統の祭日は、いまも太陰暦の日付で祝われます。
    旧暦に基づく祝日は、カレンダー上の日付が毎年変わります。
  6. 1912年を民国元年とする「中華民国暦」(日本の元号に相当)は、台湾では現在も普通に使われますが、わたしが知る限り中国本土では「一切」使用されません。年の表記は公文書でも西暦です。