- 元日(西暦新年)
1月1日 西暦の1月1日(元日)です。
- イムレック(中国旧暦の元日)
1月22日 中国の旧暦(太陰暦)のお正月です。
スハルト政権下(1967年〜1998年)のインドネシアでは、中国伝統の祭日を公に祝うことが禁止されていましたが、その後の民主化にともない中国文化が解禁され、2003年には中国旧暦のお正月「春節」がインドネシアの国民の祝日に加わりました。
インドネシアの中華系人口は約860万人(インドネシア人口の約3.3%)。世界で最も華僑が多い国です。
- 休暇取得奨励日(Cuti Bersama)(備考3)
1月23日 政府が有給休暇取得を奨励している日です(備考3参照)。
- ムハンマド昇天祭(イスラ・ミラジュ)
2月18日 イスラム教の開祖ムハンマドが、エルサレムの丘から天に昇り(夜の旅:ミゥラージュ)、神の御前に立ち、教えを受けたことを祝う祭日です。
- ニュピ(サカ暦新年)
3月22日 ニュピ(サカ暦新年)は、ヒンドゥー教の祭日です。
この日、ヒンドゥー教徒(バリ・ヒンドゥー教徒)が9割を占めるバリ島では、外出が禁止され、室内で火も電気も使わず静かに過ごす決まりがあります。バリ島発着の飛行機は欠航し、滞在中の観光客はホテルから出ることを禁じられます。
- 休暇取得奨励日(Cuti Bersama)(備考3)
3月23日 政府が有給休暇取得を奨励している日です(備考3参照)。
- 聖金曜日(グッドフライデー)
4月7日 イエスが十字架で処刑された受難をしのぶ祭日です。イエスは金曜日の朝9時ころ磔刑に処せられ、その日のうちに埋葬されたと伝えられます。
復活祭(春分の日の後の最初の満月の次の日曜日)の2日前が聖金曜日と定められているため、カレンダー上の日付は毎年変わります。
- 休暇取得奨励日(Cuti Bersama)(備考3)
4月19日–21日 政府が有給休暇取得を奨励している日です(備考3参照)。
- イドゥル・フィトリ(断食明け大祭)
4月22日–23日 イスラム教の祭日です。「レバラン」とも呼ばれます。約1ヶ月にわたるラマダン(断食月・ヒジュラ暦の9月)の終わりを祝います。祝日は2日間(イスラム暦10月1日–2日)ですが、一般的には週末や年次休暇を組み合わせて1週間程度の休みになります。
レバランの直前には労働法の規定により「宗教大祭手当」と呼ばれるボーナスが支給されるため(勤続1年以上で月給1ヶ月分)、インドネシアのボーナス・シーズンでもあります。この時期に帰省をする人も多く、日本の年末年始にも似た大型の祭日です。
- 休暇取得奨励日(Cuti Bersama)(備考3)
4月24日–25日 政府が有給休暇取得を奨励している日です(備考3参照)。
- メーデー
5月1日 労働者の日。インターナショナル・レイバー・デイ。
- キリスト昇天祭
5月18日 昇天祭は、キリスト教のもっとも重要な祭日のひとつです。処刑されたイエスが復活し、弟子たちと語らった後、40日目に天に昇ったことを記念する祝日です。
復活祭(春分の日の後の最初の満月の次の日曜日)の40日後が昇天祭なので、カレンダー上の日付は毎年変わります。
- パンチャシラの日
6月1日 パンチャシラとは、初代大統領スカルノが提唱したインドネシアの国家原則(国是)です。
インドネシア憲法の前文には、信仰、人道主義、国家統一、民主主義、社会正義を謳ったパンチャシラの5原則が書き込まれています。2017年から実施されている新しい祝日です。
- 休暇取得奨励日(Cuti Bersama)(備考3)
6月2日 政府が有給休暇取得を奨励している日です(備考3参照)。
- ワイサック(釈迦誕生日)
6月4日 仏誕節は、東アジアなど北伝仏教の地域では旧暦4月8日ですが、インドネシアの仏誕節(ヴェサック、ワイサック)はシンガポールと同じ旧暦4月15日です。この日は、ブッダが誕生、大悟、入滅をした日とされます。
- 休暇取得奨励日(Cuti Bersama)(備考3)
6月28日 政府が有給休暇取得を奨励している日です(備考3参照)。
- イード・アル・アドハー(犠牲祭)
6月29日 イスラム教の祭日(ヒジュラ暦12月10日)。アブラハムが信仰心を示すため息子を神に捧げようとした逸話にちなむ祝日。この日、イスラム教のモスクでは、寄進されたヤギや牛を解体し、その肉を人々に配ります。
- 休暇取得奨励日(Cuti Bersama)(備考3)
6月30日 政府が有給休暇取得を奨励している日です(備考3参照)。