- 新年
1月1日新年の祝日
- 中国旧正月(春節)
2月1日中国旧暦1月1日
中国のお正月(春節・旧正月)です。フィリピンには中華系の国民も多いため、中国のお正月が祝日になっています。太陰暦にもとづいて日付が決まるため、カレンダー上の日付は毎年変わります。
- エドゥサ革命の日
2月25日エドゥサは、マニラの幹線道路の名称。1986年2月、マルコス独裁政権の選挙不正に抗議する市民100万人がエドゥサ通りに集まり、デモをおこないました。やがて軍幹部にも離反されたマルコスは米国に亡命。1986年2月25日、民衆の支持を受けたコニー・アキノが第11代大統領に就任。民主主義の実現を祝う記念日です。
- 勇者の日
4月9日第2次世界大戦中の「バターン死の行進」 (Death March) の犠牲者を追悼する記念日。1942年4月9日、マニラ近郊のバターン半島を制圧した日本軍は、捕虜の米国軍人、フィリピン軍人(計約7万6000名)を遠方の収容所まで徒歩で移動させ、傷病・衰弱により多くの死者を出しました。
- 聖木曜日
4月14日復活祭(イースター)の3日前。イエス・キリストと弟子たちの「最後の晩餐」を記念する日。
復活祭は「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」なので、カレンダー上の日付は毎年変わります。
- 聖金曜日
4月15日復活祭の2日前。イエス・キリストの受難(十字架刑)を偲ぶ祭日。
- 聖土曜日
4月16日復活祭前日。フィリピン国民の83%を占めるカトリックでは、聖土曜日は喪に服す日(Black Saturday)とされており、この日には冠婚葬祭はおこなわれません。
- メーデー
5月1日インターナショナル・レイバーデイ
- イスラム教断食明け大祭
5月3日*日程変更の可能性あり
ラマダン(イスラム歴第9月)の断食の終わりを祝う祝日。フィリピンでは国民の約5%がイスラム教徒。南部のミンダナオ島・スールー諸島にはイスラム教徒の自治政府(バンサモロ自治地域)があります。イスラム暦によって日程が決まるため、カレンダー上の日付は毎年変わります。
- 選挙投票日
5月9日3年に1度
大統領、副大統領、国会議員(元老院、代議院)、地方首長、地方議員などの選挙がおこなわれます。投票日およびその前日は、酒類の販売が禁止されます。
- 独立記念日
6月12日フィリピンがスペインの植民地だった1898年の「独立宣言」を記念する祝日。しかし、フィリピンはこのとき独立を果たせず、スペインからフィリピンを割譲された米国との間で交戦状態(米比戦争)になります。米国がフィリピン独立を正式に承認したのは独立宣言から48年後、第二次世界大戦後の1946年。