インドネシアの祝日カレンダー 2022年

インドネシアの祝日 1月-6月

Jan(1月)
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Feb(2月)
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Mar(3月)
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Apr(4月)
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May(5月)
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Jun(6月)
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  • 元日(西暦新年)
    1月1日
    西暦の1月1日(元日)です。
  • イムレック(中国旧暦の元日)
    2月1日
    中国の旧暦(太陰暦)のお正月です。
    スハルト政権下(1967年〜1998年)のインドネシアでは、中国伝統の祭日を公に祝うことが禁止されていましたが、その後の民主化にともない中国文化が解禁され、2003年には中国旧暦のお正月「春節」がインドネシアの国民の祝日に加わりました。
    インドネシアの中華系人口は約860万人(インドネシア人口の約3.3%)。世界で最も華僑が多い国です。
  • ムハンマド昇天祭(イスラ・ミラジュ)
    2月28日
    イスラム教の開祖ムハンマドが、エルサレムの丘から天に昇り(夜の旅:ミゥラージュ)、神の御前に立ち、教えを受けたことを祝う祭日です。
  • ニュピ(サカ暦新年)
    3月3日
    ニュピ(サカ暦新年)は、ヒンドゥー教の祭日です。
    この日、ヒンドゥー教徒(バリ・ヒンドゥー教徒)が9割を占めるバリ島では、外出が禁止され、室内で火も電気も使わず静かに過ごす決まりがあります。バリ島発着の飛行機は欠航し、滞在中の観光客はホテルから出ることを禁じられます。
  • 聖金曜日(グッドフライデー)
    4月15日
    イエスが十字架で処刑された受難をしのぶ祭日です。イエスは金曜日の朝9時ころ磔刑に処せられ、その日のうちに埋葬されたと伝えられます。
    復活祭(春分の日の後の最初の満月の次の日曜日)の2日前が聖金曜日と定められているため、カレンダー上の日付は毎年変わります。
  • 休暇取得奨励日(Cuti Bersama)(備考3)
    4月29日
    政府が有給休暇取得を奨励している日です(備考3参照)。
  • メーデー
    5月1日
    労働者の日。インターナショナル・レイバー・デイ。
  • イドゥル・フィトリ(断食明け大祭)
    5月2日–3日
    イスラム教の祭日です。「レバラン」とも呼ばれます。約1ヶ月にわたるラマダン(断食月・ヒジュラ暦の9月)の終わりを祝います。祝日は2日間(イスラム暦10月1日–2日)ですが、一般的には週末や年次休暇を組み合わせて1週間程度の休みになります。
    レバランの直前には労働法の規定により「宗教大祭手当」と呼ばれるボーナスが支給されるため(勤続1年以上で月給1ヶ月分)、インドネシアのボーナス・シーズンでもあります。この時期に帰省をする人も多く、日本の年末年始にも似た大型の祭日です。
  • 休暇取得奨励日(Cuti Bersama)(備考3)
    5月4日–6日
    政府が有給休暇取得を奨励している日です(備考3参照)。
  • ワイサック(釈迦誕生日)
    5月16日
    仏誕節は、東アジアなど北伝仏教の地域では旧暦4月8日ですが、インドネシアの仏誕節(ヴェサック、ワイサック)はシンガポールと同じ旧暦4月15日です。この日は、ブッダが誕生、大悟、入滅をした日とされます。
  • キリスト昇天祭
    5月26日
    昇天祭は、キリスト教のもっとも重要な祭日のひとつです。処刑されたイエスが復活し、弟子たちと語らった後、40日目に天に昇ったことを記念する祝日です。
    復活祭(春分の日の後の最初の満月の次の日曜日)の40日後が昇天祭なので、カレンダー上の日付は毎年変わります。
  • パンチャシラの日
    6月1日
    パンチャシラとは、初代大統領スカルノが提唱したインドネシアの国家原則(国是)です。
    インドネシア憲法の前文には、信仰、人道主義、国家統一、民主主義、社会正義を謳ったパンチャシラの5原則が書き込まれています。2017年から実施されている新しい祝日です。

インドネシアの祝日 7月-12月

Jul(7月)
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Aug(8月)
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Sep(9月)
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Oct(10月)
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Nov(11月)
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Dec(12月)
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  • イード・アル・アドハー(犠牲祭)
    7月9日
    イスラム教の祭日(ヒジュラ暦12月10日)。アブラハムが信仰心を示すため息子を神に捧げようとした逸話にちなむ祝日。この日、イスラム教のモスクでは、寄進されたヤギや牛を解体し、その肉を人々に配ります。
  • ヒジュラ暦(イスラム暦)新年
    7月30日
    ヒジュラ暦の新年。
    ヒジュラ暦は、サウジアラビアなど一部のイスラム教国では公用暦として用いられますが、インドネシアでは主として宗教上の行事日程を定めるために使用されます。
  • インドネシア共和国独立記念日
    8月17日
    初代大統領スカルノが日本軍の関与のもとインドネシアの独立を宣言した1945年8月17日を記念する祝日。
    独立宣言後、オランダ、イギリスとの4年にわたる独立戦争を経て、1949年12月にインドネシア連邦共和国が成立、翌1950年8月15日に現在のインドネシア共和国が成立しました。
  • ムハンマド生誕祭(マウリッド)
    10月8日
    イスラム教の預言者ムハンマドの生誕を祝う祝日。
    宗派により日程が異なりますが、インドネシアではスンナ派の教義に従いヒジュラ暦3月12日がムハンマド生誕祭です。
  • クリスマス
    12月25日
    キリスト教の祭日。インドネシアでは人口の約9%がキリスト教徒です。

インドネシアの祝日

元日(西暦新年)
1月1日
西暦の1月1日(元日)です。
イムレック(中国旧暦の元日)
2月1日
中国の旧暦(太陰暦)のお正月です。
スハルト政権下(1967年〜1998年)のインドネシアでは、中国伝統の祭日を公に祝うことが禁止されていましたが、その後の民主化にともない中国文化が解禁され、2003年には中国のお正月「春節」がインドネシアの国民の祝日に加わりました。
インドネシアの中華系人口は約860万人(インドネシア人口の約3.3%)。世界で最も華僑が多い国です。
ムハンマド昇天祭(イスラ・ミラジュ)
2月28日
イスラム教の開祖ムハンマドが、エルサレムの丘から天に昇り(夜の旅:ミゥラージュ)、神の御前に立ち、教えを受けたことを祝う祭日です。
ニュピ(サカ暦新年)
3月3日
ニュピ(サカ暦新年)は、ヒンドゥー教の祭日です。
この日、ヒンドゥー教徒(バリ・ヒンドゥー教徒)が9割を占めるバリ島では、外出が禁止され、室内で火も電気も使わず静かに過ごす決まりがあります。バリ島発着の飛行機は欠航し、滞在中の観光客はホテルから出ることを禁じられます。
聖金曜日(グッドフライデー)
4月15日
イエスが十字架で処刑された受難をしのぶ祭日です。イエスは金曜日の朝9時ころ磔刑に処せられ、その日のうちに埋葬されたと伝えられます。
復活祭(春分の日の後の最初の満月の次の日曜日)の2日前が聖金曜日と定められているため、カレンダー上の日付は毎年変わります。
休暇取得奨励日(Cuti Bersama)(備考3)
4月29日
政府が有給休暇取得を奨励している日です(備考3参照)。
メーデー
5月1日
労働者の日。インターナショナル・レイバー・デイ。
イドゥル・フィトリ(断食明け大祭)
5月2日–3日
イスラム教の祭日です。「レバラン」とも呼ばれます。約1ヶ月にわたるラマダン(断食月・ヒジュラ暦の9月)の終わりを祝います。祝日は2日間(イスラム暦10月1日–2日)ですが、一般的には週末や年次休暇を組み合わせて1週間程度の休みになります。
レバランの直前には労働法の規定により「宗教大祭手当」と呼ばれるボーナスが支給されるため(勤続1年以上で月給1ヶ月分)、インドネシアのボーナス・シーズンでもあります。この時期に帰省をする人も多く、日本の年末年始にも似た大型の祭日です。
休暇取得奨励日(Cuti Bersama)(備考3)
5月4日–6日
政府が有給休暇取得を奨励している日です(備考3参照)。
ワイサック(釈迦誕生日)
5月16日
仏誕節は、東アジアなど北伝仏教の地域では旧暦4月8日ですが、インドネシアの仏誕節(ヴェサック、ワイサック)はシンガポールと同じ旧暦4月15日です。この日は、ブッダが誕生、大悟、入滅をした日とされます。
キリスト昇天祭
5月26日
昇天祭は、キリスト教のもっとも重要な祭日のひとつです。処刑されたイエスが復活し、弟子たちと語らった後、40日目に天に昇ったことを記念する祝日です。
復活祭(春分の日の後の最初の満月の次の日曜日)の40日後が昇天祭なので、カレンダー上の日付は毎年変わります。
パンチャシラの日
6月1日
パンチャシラとは、初代大統領スカルノが提唱したインドネシアの国家原則(国是)です。
インドネシア憲法の前文には、信仰、人道主義、国家統一、民主主義、社会正義を謳ったパンチャシラの5原則が書き込まれています。2017年から実施されている新しい祝日です。
イード・アル・アドハー(犠牲祭)
7月9日
イスラム教の祭日(ヒジュラ暦12月10日)。アブラハムが信仰心を示すため息子を神に捧げようとした逸話にちなむ祝日。この日、イスラム教のモスクでは、寄進されたヤギや牛を解体し、その肉を人々に配ります。
ヒジュラ暦(イスラム暦)新年
7月30日
ヒジュラ暦の新年。
ヒジュラ暦は、サウジアラビアなど一部のイスラム教国では公用暦として用いられますが、インドネシアでは主として宗教上の行事日程を定めるために使用されます。
インドネシア共和国独立記念日
8月17日
初代大統領スカルノが日本軍の関与のもとインドネシアの独立を宣言した1945年8月17日を記念する祝日。
独立宣言後、オランダ、イギリスとの4年にわたる独立戦争を経て、1949年12月にインドネシア連邦共和国が成立、翌1950年8月15日に現在のインドネシア共和国が成立しました。
ムハンマド生誕祭(マウリッド)
10月8日
イスラム教の預言者ムハンマドの生誕を祝う祝日。
宗派により日程が異なりますが、インドネシアではスンナ派の教義に従いヒジュラ暦3月12日がムハンマド生誕祭です。
クリスマス
12月25日
キリスト教の祭日。インドネシアでは人口の約9%がキリスト教徒です。

祝日の出典

  1. 2022年のインドネシアの祝日日程は、2021年9月22日に、行政官僚改革大臣、労働大臣、宗教大臣の連名で発表されました。
    2022年の国民の祝日(2021年9月22日)
  2. 2022年の共同休暇日(政令により指定される有給休暇一斉取得日)は、4月6日に一部が発表されました。新型コロナウィルスの感染状況を踏まえて、さらに追加される可能性があります。

備考

  1. インドネシアでは、普段の社会生活では欧米と同じ太陽暦(グレゴリオ暦)を用いますが、宗教的、習俗的な行事の日程は、太陰暦のヒジュラ暦(イスラム暦)やサカ暦(ヒンドゥー暦)、中国暦(農暦)を用いて決めています。また、キリスト教の祝日は教会暦により決まります。
    このため、多くの祝日は、カレンダー上の日付が毎年変わります。
  2. インドネシアには祝日が週末と重なった場合の振替休日の制度はありません。
  3. 休暇取得奨励日(Cuti Bersama)とは、勤労者がその日に一斉に有給休暇を取得するよう、政府が奨励している日です。観光業の振興、労働の効率化、有給休暇消化促進、などが目的です(共同休暇、集合休暇、政令指定休日などとも呼ばれます)。
    官公庁および金融機関(中央銀行を含む)、学校等は、原則として休業します。
    民間企業に対する強制力はありませんが、多くは年次有給休暇を割り当てるなどして休業します。
    民間企業における休暇取得奨励日(共同休暇)の取り扱いについては、以下の労働省の通達があります。
    民間セクターにおける共同休暇の実施に関するガイドライン(インドネシア労働大臣令 2017年 No.184)
    通達の概要は以下のとおりです。
    • 共同休暇とは、年次有給休暇の一部を一斉に取得するものである(第2条)。
    • 共同休暇日に休暇を取得した場合は、年次有給休暇から差し引く(第4条)。
    • 共同休暇日に就業した場合は、年次有給休暇は減らされない。賃金は通常の就業日として支払われる(第3条)。
    • 共同休暇は、会社の条件、会社の運営上の必要性、会社の規則、会社と労働者(労働組合)との協定・協約等にもとづいて実施する(第5条、6条)。

    なお、インドネシアでは、労働法の規定により、勤続1年以上の労働者は年間12日の年次有給休暇を付与されています(労働法第79条2項c)。
  4. 労働者は、公式の祝日には原則として就労義務を負いません(労働法第85条1項)。業務上の必要性等により公式の祝日に就業した場合は、時間外給与が支給されます(同条3項)。