アメリカの休日・祝日カレンダー 2019年

米国の祝日・休日 1月~6月

JAN (1月)
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FEB (2月)
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MAR (3月)
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APR (4月)
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MAY (5月)
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JUN (6月)
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  • 1月1日 元旦
  • 1月第3月曜日 キング牧師誕生日
    マーティン・ルーサー・キング牧師は、米国の黒人公民権運動の指導者。ノーベル平和賞を受賞しましたが、39歳の若さで暗殺されました。
    実際の誕生日は1月15日ですが、毎年1月第3月曜日がMartin Luther King Dayと定められています。
    1986年から実施の、最も新しいNational Holidayです。
  • 2月第3月曜日 大統領の日
    もとは初代大統領ジョージ・ワシントンの誕生日(2月22日)を祝う日でしたが、1971年以降は歴代大統領を称える日として現在の日程(2月第3月曜日)に変更されました。
    役所や銀行、郵便局などは休業しますが、民間企業は通常の業務をおこなうところが多く、公共交通機関は平日ダイヤで運行しています。
  • 5月最終月曜日 戦没者祈念日 / メモリアル・デー
    もとは南北戦争の南軍の戦没者を追悼する日(デコレーション・デー)でした。第一次大戦後、すべての戦没者を弔う連邦政府の祝日に指定されました。
    政府機関のほか、一般企業と学校のほとんどが休業します。公共交通機関は休日ダイヤとなります。

米国の祝日・休日 7月~12月

JULY (7月)
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AUG (8月)
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SEPT (9月)
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OCT (10月)
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NOV (11月)
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DEC (12月)
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  • 7月4日 独立記念日
    アメリカ独立宣言の採択(1776年7月4日)を記念する祝日です。政府機関のほか、ほとんどの企業や学校が休業し、公共交通機関は休日ダイヤで運行されます。
  • 9月第1月曜日 レイバーデー
    労働者の日。19世紀末の労働運動の盛り上がりを背景に、1894年に連邦政府の祝日に指定されました。
    ほとんどの企業と学校が休みになり、公共交通機関は休日ダイヤで運行されます。
  • 10月第2月曜日 コロンブス記念日
    コロンブスが1492年10月12日にアメリカ大陸を「発見」したことを記念する祝日。政府機関は休業しますが、民間企業は通常営業するところが多いです。一部の州では、人種的偏見を排除する観点から、この日を祝日にしていません。
  • 11月11日 退役軍人の日/ ベテランズ・デー
    ドイツと連合国との間で第一次世界大戦の休戦協定が調印された日(1918年11月11日)を記念する休戦記念日。政府機関は休業しますが、一般企業は通常営業するところが多いです。
  • 11月第4木曜日 感謝祭 / サンクスギビング・デー
    アメリカ大陸への入植者が、入植翌年の初めての収穫を祝ったことが起源。政府機関のほか、民間企業、商店も多くが休業します。翌日(金曜日)も休んで四連休になる企業や学校も少なくありません。
  • 12月25日 クリスマス
    クリスマスは、1870年に連邦政府の祝日に指定されました。
    ちなみに、日本ではクリスマスをイエス・キリストの誕生日と思っている人が多いですが、この日は「キリストの生誕を祝う日」であって、「誕生日」というわけではありません。
    クリスマス当日は、官庁や金融機関、そしてほとんどの民間企業と学校が休業します。前日(クリスマス・イブ)から休暇または半休をとる人も少なくありません。

米国の祝日の出典

  1. 連邦政府 人事管理局オフィシャルサイト
    US Office of Personnel Management「FEDERAL HOLIDAYS」
  2. 連邦政府が定めるFederal Holidays(National Holidays)の根拠規定は、以下の法令です。
    アメリカ合衆国印刷局 政府刊行物提供サイト「Federal Digital System」
    Section 6103 of title 5 of the United States Code

備考

  1. 連邦政府の祝日が週末と重なる場合には、土曜日と重なる場合には前日(金曜日)が、日曜日と重なる場合には翌日(月曜日)が振替休日になります。
  2. イースター関連の祭日(聖金曜日、イースター、イースターマンデー)は連邦政府が定める祝日ではありませんが、一部の州では州法により祝日に指定されています(後述『イースター休暇について』参照)。

州政府が定める祝日、休日について

  1. 各州の政府は連邦政府の休日を踏襲する義務を負っていませんが、年間10日の連邦政府の休日のうち8つは各州の休日にもなっています。
    残りの2つは一部の州で休日になっておらず、州政府の機関は平常どおり執務しています。
    1. 大統領の日(ワシントン誕生日)が州法上の休日でない州
      デラウエア、フロリダ、ジョージア、インディアナ、アイオア、カンサス、ケンタッキー、ルイジアナ、ニューメキシコ、ノースカロライナ、ノースダコタ、ウィスコンシンの各州
    2. コロンブス記念日が州法上の休日でない州
      アラスカ、アーカンソー、カリフォルニア、デラウエア、フロリダ、ハワイ、アイオア、カンサス、ケンタッキー、ルイジアナ、ミシガン、ミネソタ、ミシシッピー、ネバダ、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、ノースダコタ、オクラホマ、オレゴン、サウスカロライナ、テキサス、ワシントン、ウィスコンシン、ワイオミングの各州
  2. さらに、各州政府は、州法によって独自に祝日・休日を定めることがあります。
    Good Friday(聖金曜日)、Day after Thanksgiving(感謝祭翌日)、Christmas Eve(クリスマス・イブ)など、複数の州で祝日に指定されている日のほか、各州の地域性や、州にゆかりのある人物にちなんだ祝日がいろいろと定められています。
    各州ごとの休日カレンダーを調べたいときは、Googleで「州名 State Holidays gov」で検索すると、州政府の公式サイトにある休日一覧表のページが簡単に見つかります。

    《例》

    都市についても同様に「都市名 holidays gov」でオフィシャルサイトを探せます。

    《例》
    また、簡便に全米各州の休日を一覧するには、たとえば以下のようなサイトが便利です。

イースター休暇について

  1. 米国はクリスチャンが多いので、イースター(復活祭)は重要な祭日です。法律上の祝日ではありませんが、この日には各地で様々な行事がとりおこなわれます。
    春分後の最初の満月の次の日曜日がイースターです。2019年は4月21日です
  2. -- Good Fridayについて --
    イースター前々日の金曜日(Good Friday/聖金曜日)は、イエス・キリストが十字架で磔刑に処せられたことを偲ぶ重要な祭日であり、ヨーロッパでは多くの国で休日ですが、米国では連邦政府の法定休日にはなっていません。
    しかし、コネチカット州やデラウエア州など11の州では州法で休日(State holidays)とされており、州政府の職員は休みをとります。いっぽう、ニューヨーク州やイリノイ州を含むその他の多くの州ではGood Fridayを休日とする州法はなく、平日扱いです。
    ただし、金融マーケット(ニューヨーク証券取引所、シカゴ商品取引所)はGoog Fridayの日は閉場で取引はありません。
  3. -- Easter Mondayについて --
    イースター翌日の月曜日(Easter Monday)は、ヨーロッパやオーストラリア、香港など世界の多くの国や地域で法定休日ですが、米国では法律上の休日にはなっていません。
    金融市場(上述の2つ)も平常どおり取引がおこなわれます。