アメリカ合衆国の祝日・休日カレンダー 2019年

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MAR (3月)
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APR (4月)
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MAY (5月)
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JUN (6月)
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JULY (7月)
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AUG (8月)
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SEPT (9月)
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OCT (10月)
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NOV (11月)
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DEC (12月)
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米国の祝日 2019年

2019年の米国の祝日--- 祝日名にマウスポインタをあわせると説明を表示します。

日程英語日本語
1月1日New Year's Day1月1日には、政府機関のほか、ほとんどの企業や学校が休業します。交通機関は休日ダイヤで運行されます。元旦
1月第3月曜日Martin Luther King Dayマーティン・ルーサー・キング牧師の誕生を記念する日です。
誕生日は1月15日ですが、毎年1月第3月曜日がMartin Luther King Dayと定められています。
キング牧師は、黒人公民権運動に尽力し、1964年にノーベル平和賞を受賞しましたが、1968年4月4日に暗殺されました。死後、キング牧師の誕生日を祝日にしようとする運動が盛り上がります。
たとえば、スティービー・ワンダーは1981年に発表した「Happy Birthday」のなかで「Thanks to Martin Luther King,Happy birthday to you」と歌いました。
1983年にMartin Luther King Dayを連邦政府の祝日とする法案が成立し、1986年から実施されています。最も新しいNational Holidayです。
マーティン・ルーサー・キング誕生日
2月第3月曜日Presidents Day / Washington's Birthdayもとは初代大統領ジョージ・ワシントンの誕生日(2月22日)を祝う日でしたが、1971年以降は歴代大統領を称える日として現在の日程(2月第3月曜日)に変更されました。
役所や銀行、郵便局などは休業しますが、民間企業は通常の業務をおこなうところが多く、公共交通機関は平日ダイヤで運行しています。
大統領の日(ワシントン誕生日)
5月最終月曜日Memorial Dayもとは南北戦争時の連合軍(南軍)の戦没者を追悼する日(デコレーション・デー)として挙行されていましたが、第一次大戦後に、すべての戦没者を弔う日として連邦政府の祝日になりました。メモリアル・デーという現在の名称になったのは第二次大戦後です。
政府機関のほか、一般企業と学校のほとんどが休業します。公共交通機関は休日ダイヤとなります。
メモリアル・デーはまた、人々にとって夏のシーズンの始まりの日として認識されています。
戦没者祈念日 / メモリアル・デー
7月4日Independence Dayアメリカ独立宣言の採択(1776年7月4日)を記念する祝日です。政府機関のほか、ほとんどの企業や学校が休業し、公共交通機関は休日ダイヤで運行されます。
毎年7月4日に挙行されるため、「July 4th」「4th of July」などとも呼称されます。記念行事は1776年から毎年おこなわれていましたが、「独立記念日」という名称が用いられるようになったのは1791年から。1870年に連邦政府職員の無休休暇に指定され、1941年から有給休暇となりました。
独立記念日
9月第1月曜日Labor Day1894年に連邦政府の祝日となった古い休日です。この祝日が設けられた背景には労働組合を中心とする当時の労働運動の盛り上がりがありました。
なお、Labor dayとして9月が選ばれた理由の一つは、独立記念日から感謝祭までの祝日の空白期間を埋めるためであったと言われます。
この祝日は夏の終わりの風物詩として認識され、スポーツイベントや各種リクリエーション行事がおこなわれます。
ほとんどの企業と学校が休みとなり、公共交通機関は休日ダイヤで運行されます。
勤労感謝の日 / レイバー・デー
10月第2月曜日Columbus Dayイタリア人のクリストファー・コロンブスが1492年10月12日にアメリカ大陸を「発見」したことを記念する祝日です。
連邦政府の祝日ですが、民間企業は普段どおりに業務をしているところが多く、また、カリフォルニア州やハワイ州などいくつかの州では州政府の休日には指定されていません。
コロンブス記念日はもともと米国のイタリア人コミュニティーで発祥し、第一回目の記念行事は1869年にサンフランシスコで挙行されました。連邦政府の祝日になったのは1937年です。
コロンブスの北米大陸到達を契機として先住民族に対する大量殺戮や文化破壊がおこなわれた歴史的事実に鑑み、この日を祝日として祝うこと自体に異論を唱える人々も少なくありません。
コロンブス記念日
11月11日Veterans' Dayドイツと連合国との間で第一次世界大戦の休戦協定が調印された日(1918年11月11日)を記念する休戦記念日です。
1938年に法定休日となった当初は「休戦記念日」(armistice Day)という名称でしたが、第二次大戦後の1954年に退役軍人会の要望を受けて現在の名称「退役軍人の日」(ベテランズ・デー)に改称されました。
政府機関および銀行は休業しますが、一般の企業や学校はほぼ普段どおりです。このため、多くの記念行事は11月11日に近い週末を選んで挙行されます。
退役軍人の日 / ベテランズ・デー
11月第4木曜日Thanksgiving Day感謝祭には政府機関はもちろん、民間企業と商店、学校もほとんどが休業します。翌日(金曜日)も休んで四連休になる企業や学校も少なくありません。
感謝祭の起源については、英国のピューリタンがメイフラワー号で北米大陸に渡った翌年(1621年)に、マサチューセッツ州プリマスで開催した収穫のお祝いに起源を求めるのが通説です。
17世紀後半から18世紀中葉にかけては各地で各様の感謝祭がおこなわれていましたが、初代大統領ジョージ・ワシントン時代の1789年に連邦の祝日とされました。
感謝祭 / サンクスギビング・デー
12月25日Christmas Dayクリスマスは1870年に連邦政府の祝日になりました。
クリスマスの起源は、ローマやスカンジナビアなどの冬の祭典と、キリスト教の行事が結びついたものです。ちなみに、日本ではクリスマスをイエス・キリストの誕生日と思っている人が多いですが、この日は「キリストの生誕を祝う日」であって、誕生日というわけではありません。
クリスマス当日は、官庁や金融機関、そしてほとんどの民間企業と学校が休業します。前日(クリスマス・イブ)から休暇または半休をとる人も少なくありません。
クリスマス

★印の祝日は一部の州では休日になりません(後述『州政府が定める祝日・休日について』参照)。

※ イースター関連の祭日(聖金曜日、イースター、イースターマンデー)は連邦政府が定める祝日ではありませんが、一部の州では州法により祝日に指定されています(後述『イースター休暇について』参照)。

アメリカの祝日カレンダーの出典

  1. 連邦政府 人事管理局オフィシャルサイト
    US Office of Personnel Management「FEDERAL HOLIDAYS」
  2. 連邦政府が定めるFederal Holidays(National Holidays)の根拠規定は、以下の法令です。
    アメリカ合衆国印刷局 政府刊行物提供サイト「Federal Digital System」
    Section 6103 of title 5 of the United States Code

備 考

連邦政府の祝日が週末と重なる場合には、土曜日と重なる場合には前日(金曜日)が、日曜日と重なる場合には翌日(月曜日)が振替休日になります。

州政府が定める祝日、休日について

  1. 各州の政府は連邦政府の休日を踏襲する義務を負っていませんが、年間10日の連邦政府の休日のうち8つは各州の休日にもなっています。
    残りの2つは一部の州で休日になっておらず、州政府の機関は平常どおり執務しています。
    1. 大統領の日(ワシントン誕生日)が州法上の休日でない州
      デラウエア、フロリダ、ジョージア、インディアナ、アイオア、カンサス、ケンタッキー、ルイジアナ、ニューメキシコ、ノースカロライナ、ノースダコタ、ウィスコンシンの各州
    2. コロンブス記念日が州法上の休日でない州
      アラスカ、アーカンソー、カリフォルニア、デラウエア、フロリダ、ハワイ、アイオア、カンサス、ケンタッキー、ルイジアナ、ミシガン、ミネソタ、ミシシッピー、ネバダ、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、ノースダコタ、オクラホマ、オレゴン、サウスカロライナ、テキサス、ワシントン、ウィスコンシン、ワイオミングの各州
  2. さらに、各州政府は、州法によって独自に祝日・休日を定めることがあります。
    Good Friday(聖金曜日)、Day after Thanksgiving(感謝祭翌日)、Christmas Eve(クリスマス・イブ)など、複数の州で祝日に指定されている日のほか、各州の地域性や、州にゆかりのある人物にちなんだ祝日がいろいろと定められています。
    各州ごとの休日カレンダーを調べたいときは、Googleで「州名 State Holidays gov」で検索すると、州政府の公式サイトにある休日一覧表のページが簡単に見つかります。

    《例》

    都市についても同様に「都市名 holidays gov」でオフィシャルサイトを探せます。

    《例》
    また、簡便に全米各州の休日を一覧するには、たとえば以下のようなサイトが便利です。

イースター休暇について

  1. 米国はクリスチャンが多いので、イースター(復活祭)は重要な祭日です。法律上の祝日ではありませんが、この日には各地で様々な行事がとりおこなわれます。
    春分後の最初の満月の次の日曜日がイースターです。2019年は4月21日です。
  2. -- Good Fridayについて --
    イースター前々日の金曜日(Good Friday/聖金曜日)は、イエス・キリストが十字架で磔刑に処せられたことを偲ぶ重要な祭日であり、ヨーロッパでは多くの国で休日ですが、米国では連邦政府の法定休日にはなっていません。
    しかし、コネチカット州やデラウエア州など11の州では州法で休日(State holidays)とされており、州政府の職員は休みをとります。いっぽう、ニューヨーク州やイリノイ州を含むその他の多くの州ではGood Fridayを休日とする州法はなく、平日扱いです。
    ただし、金融マーケット(ニューヨーク証券取引所、シカゴ商品取引所)はGoog Fridayの日は閉場で取引はありません。
  3. -- Easter Mondayについて --
    イースター翌日の月曜日(Easter Monday)は、ヨーロッパやオーストラリア、香港など世界の多くの国や地域で法定休日ですが、米国では法律上の休日にはなっていません。
    金融市場(上述の2つ)も平常どおり取引がおこなわれます。