台湾の祝日カレンダー 2020年

台湾の祝日

中華民国開国記念日

1月1日

1912年1月1日に孫文を臨時大統領とする中華民国が建国されたことを記念する祝日です。

臨時休日（備考4）

1月23日

（代替出勤日：2月15日）

旧暦（太陰暦）大晦日の前日。
「政府機関調整上班日期処理要点」第4条2項による臨時の休日です（備考4参照）。2月15日は振替による代替出勤日で平日扱いになります。

旧暦（太陰暦）大晦日

1月24日

旧暦（太陰暦）の大晦日です。

春節（旧正月）

1月25日～27日

（うち2日間は28日,29日に振替）

中華圏では伝統的に旧暦で新年を祝います。2020年の旧暦元旦は1月25日です。 旧暦1月3日まで連休になります。

 

2021年以降の旧暦元旦は次のとおりです。
 2021年2月12日
 2022年2月1日
 2023年1月22日

振替休日（春節）

1月28日～29日

春節の祝日が土曜日・日曜日に重なるため、振替休日が設けられます。

和平記念日

2月28日

「228事件」（国民党政府による台湾本省人に対する弾圧）は、1947年2月28日の反政府暴動とこれに対する武力鎮圧が発端となりました。このとき発令された戒厳令は 40 年間継続し、その間、政府に対して批判的な多くの台湾人が弾圧され、あるいは処刑されました。

 

民主政権成立後の1995年に李登輝総統が政府を代表して228事件の被害者に謝罪し、「228事件処理および補償条例」を制定し、2月28日を「和平記念日」と定めました。その後、「歴史のなかで政府が犯した過ちを正視し、反省し、国家の平和のために努力する」という趣旨で、1997年の法改正によって「和平記念日」は法定休日とされました。

振替休日（児童節、清明節）

4月2日、3日

児童節と民族掃墓節（清明節）の振替休日です。 2020年は2つの祝日が同一日となり、さらに週末（土曜日）と重なるため、直前の平日である木曜日と金曜日の2日間が振替休日になります（備考2、5）。

児童節

4月4日

（4月2日に振替）

こどもの日です。2011年から始まった新しい祝日です。
児童節と民族掃墓節（清明節）は、数年に一度、日付が重なります。この２つの祝日が重なった場合、原則として直前の平日が振替休日になります（備考5）。

清明節（民族掃墓節）

4月4日

（4月3日に振替）

「清明節」は、中国の伝統的な祭日で、１年を24にわけた「二十四節気」の5番目の節気が「清明」。春の訪れを知る節気です。中華圏ではこの日に墓参りをする習慣があるため、「掃墓節」（sao mu jie）とも呼ばれます。

端午節

6月25日

端午節は中華圏の伝統的な祭日です。台湾の端午節は旧暦の5月5日です。2020年は新暦（西暦）の6月25日にあたります。

臨時休日（備考3）

6月26日

（代替出勤日：6月20日）

飛び石を埋めて連休を作るための特別休日です（備考3参照）。6月20日は代替出勤日です。

中秋節

10月1日

中秋節は中華圏の伝統的な祭日です。台湾の中秋節は旧暦（太陰暦）の8月15日です。カレンダー上の日付は毎年変わります。
中秋節には月餅を食べる風習があり、中秋節が近づくと街には贈答用高級月餅の広告があふれます。

臨時休日（備考3）

10月2日

（代替出勤日：9月26日）

飛び石を埋めて連休を作るための特別休日です（備考3参照）。9月26日は代替出勤日です。

振替休日（国慶日）

10月9日

国慶日の振替休日です。

国慶日

10月10日

（10月9日に振替）

辛亥革命の発端となった反清朝の兵士らによる武力蜂起「武昌起義」（1911年10月10日）を記念する祝日です。

 

湖北省武昌を占領した革命支持派の新軍は、漢人国家「中華民国軍政府湖北都督府」の成立を宣言。その報せを受けて中国各地で武力蜂起が続き、次々に清朝からの独立を宣言しました。 これが翌年の中華民国臨時政府の成立につながります。