中国の祝日カレンダー 2020年

中国の祝日

元旦

1月1日

例年は3連休。2020年は祝日の並びの関係で1月1日のみ休日。

 

元日（1月1日）は祝日ですが、中国では旧暦（農暦）を基準に「旧正月」（Chinese New Year/春節）に新年を祝います。このため、1月1日はごく普通の休日で、一般市民の生活上はお正月の雰囲気はあまりありません。

春節
（旧正月）

1月25日

7＋3連休 / 1月24日(金)～2月2日(日)

例年は7連休。2020年は新型肺炎対策のため3日間延長
【振替出勤日】 1月19日（日）

2020年の旧暦元日は1月25日です。旧暦大晦日の1月24日から30日まで7連休の予定でしたが、新型肺炎対策のため2月2日まで延長され、10連休となります。
1月19日（日）は代替出勤日となり、平日扱いです。

 

旧暦元旦のことを中国では春節と呼びます。日本で言うところの「旧正月」です。英語では「Chinese New Year」と言います。
中国ではもともと旧暦（農暦）の1月1日を「元旦」と呼んでいましたが、1912年の中華民国建国時に太陽暦が公用暦に採用されたため、従来の太陰暦の元旦（旧暦元旦）は「春節」と改称されました。

 

2021年以降の春節（旧暦元日）は次のとおりです。
 ○ 2021年の旧暦元日 2月12日
 ○ 2022年の旧暦元日 2月1日

清明節

4月4日

3連休 / 4月4日(土)～6日(月)

 

「清明」とは、1年を24にわける「二十四節気」のうち、春分の次の節気です。春先の清らかな様子をあらわした「清浄明潔」という語を略した言葉です。

 

清明の日は年によって若干移動します。2020年の清明日は4月4日（土）です。4日から6日（月）まで3連休になります。

 

中国ではこの日にお墓参りをする風習があります。そのため「清明節」は「掃墓節」（Sao Mu Jie）とも呼ばれます。

労働節

5月1日

5連休 / ５月１日(金)～５日(火)

【振替出勤日】 4月26日(日)、5月9日(土)

5月1日は、インターナショナルレイバーデー（メーデー）です。

 

2007年までは7連休の「ゴールデンウィーク」でしたが、2008年から3連休に短縮されました。ただし近年は、2019年は4連休、2020年は5連休と、ふたたび長期化の傾向にあります。

 

メーデーは、米国の労働組合連盟が1886年5月1日におこなった統一ストライキや労働運動を起源とし、現在は多くの国で祝日とされています。とくに中国を始めベトナムや北朝鮮、ロシアなど（元）社会主義国ではいずれも祝日に指定されています。

端午節

6月25日

3連休 / 6月25日(木)～27日(土)

【振替出勤日】 6月28日(日)

中国の端午節は旧暦の5月5日です。2020年は6月25日（木）にあたります。

 

端午節は春節・中秋節とならぶ中華民族の三大節句のひとつですが、国定休日になったのは2008年からで、比較的新しい休日です。

 

中国でも端午節には「ちまき」（中国語では「粽子」（zong zi））を食べます。中国の「粽子」は日本のちまきのようなお菓子っぽさがなく、おにぎりのように米粒の形状がはっきりした「食糧っぽい」食べ物です。

中秋節

10月1日

国慶節とあわせて8連休 / 10月1日(木)～8日(木)

【振替出勤日】9月27日(日)、10月10日(土)

中国の中秋節は旧暦8月15日です。2020年の旧暦8月15日は新暦10月1日（木）です。例年3連休ですが、2020年は国慶節と中秋節の日程が重なるためあわせて8連休となります。

 

中華民族の大切な祝日ですが、国定休日になったのは2008年からで、比較的新しい休日です。中秋節には、家族で月餅を食べる習慣があります。また、お世話になっている人に月餅を贈る習慣もあり、中秋節が近づくとデパートには高級月餅が並びます。ハーゲンダッツもアイスクリーム製の月餅を売ります。

国慶節

10月1日

中秋節とあわせて8連休 / 10月1日(木)～8日(木)

【振替出勤日】9月27日(日)、10月10日(土)

10月1日は、中華人民共和国の建国記念日です。1949年10月1日、毛沢東は天安門に立ち中華人民共和国の建国を宣言しました。

 

例年7連休ですが、2020年は中秋節と日程が重なるため、あわせて8連休となります。