台湾の祝日カレンダー 2026年

台湾の祝日 1月 – 6月

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Mar(3月)
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Apr(4月)
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May(5月)
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Jun(6月)
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台湾の祝日 7月 – 12月

Jul(7月)
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Aug(8月)
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Sep(9月)
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Oct(10月)
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Nov(11月)
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Dec(12月)
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台湾の祝日 2026

祝日名をクリックで簡単な説明を表示します
1月~6月
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1月1日 中華民国開国記念日
1912年1月1日に孫文を臨時大統領とする中華民国が建国されたことを記念する祝日です。
2月15日(20日に振替)旧暦大晦日の前日
2025年法改正により新設
2025年法改正により新設
これまでは行政機関の内部規程によって休日扱いになっていましたが、2025年の法改正によって正式な法定休日になりました。
2月16日 旧暦大晦日
旧暦(太陰暦)の大晦日です。
2月17日~19日春節(旧正月)
中華圏では伝統的に旧暦(太陰暦)で新年を祝います。2026年の旧暦元旦は2月17日です。 旧暦1月3日まで3連休になります。
2027年以降の旧暦元旦は次のとおりです。
 2026年2月17日
 2027年2月6日
 2028年1月26日
 2029年2月13日
 2030年2月3日
 2031年1月23日
2月28日(27日に振替) 和平記念日
「228事件」(国民党政府による台湾本省人に対する弾圧)は、1947年2月28日の反政府暴動とこれに対する武力鎮圧が発端となりました。このとき発令された戒厳令は 40 年間継続し、その間、政府に対して批判的な多くの台湾人が弾圧され、あるいは処刑されました。
民主政権成立後の1995年に李登輝総統が政府を代表して228事件の被害者に謝罪し、「228事件処理および補償条例」を制定し、2月28日を「和平記念日」と定めました。その後、「歴史のなかで政府が犯した過ちを正視し、反省し、国家の平和のために努力する」という趣旨で、1997年の法改正によって「和平記念日」は法定休日とされました。
4月4日(3日に振替) 児童節
こどもの日です。2011年から始まった新しい祝日です。
児童節と民族掃墓節(清明節)は、数年に一度、日付が重なります。この2つの祝日が重なった場合、原則として直前の平日が振替休日になります。重なる日付が木曜日の場合は、翌日が振替休日になります(備考5)。
4月5日(6日に振替) 清明節(民族掃墓節)
「清明節」は中国の伝統的な祭日で、1年を24にわけた「二十四節気」の5番目の節気が「清明」。4月の4日または5日で、年により変わります。
中華圏ではこの日に墓参りをする習慣があるため、「掃墓節」(sao mu jie)とも呼ばれます。
5月1日労働節
2025年法改正により新設
2025年法改正により新設
民間企業においてはこれまでも労働基準法上の休日でしたが、2025年の法改正により、行政機関等も対象となる全国民的な祝日(法定休日)になりました。
6月19日 端午節
端午節(旧暦5月5日)は中華圏の伝統的な祭日です。カレンダー上の日付は毎年変わります。
7月~12月
祝日名をタップで説明表示
9月25日 中秋節
中秋節は中華圏の伝統的な祭日です。台湾の中秋節は旧暦(太陰暦)8月15日です。カレンダー上の日付は毎年変わります。
中秋節には月餅を食べる風習があり、中秋節が近づくと街には贈答用高級月餅の広告があふれます。
9月28日孔子生誕記念日(教師節)
2025年法改正により新設
2025年法改正により新設
孔子の生誕を記念する祝日。孔子の誕生日については諸説ありますが、台湾では一般に紀元前551年9月28日(太陽暦換算)とされています。孔子は台湾では「至聖先師」(最も聖なる師)として崇められており、そのことからこの日は「教師の日」にもなっています。
2025年の法改正により、あらたに法定休日に指定されました。
10月10日
(9日に振替)
国慶日
辛亥革命の発端となった反清朝の兵士らによる武力蜂起「武昌起義」(1911年10月10日)を記念する祝日です。
湖北省武昌を占領した革命支持派の新軍は、漢人国家「中華民国軍政府湖北都督府」の成立を宣言。その報せを受けて中国各地で武力蜂起が続き、次々に清朝からの独立を宣言しました。 これが翌年の中華民国臨時政府の成立につながります。
10月25日
(26日に振替)
台湾光復及び金門古寧頭戦勝記念日
2025年法改正により新設
2025年法改正により新設
以下の2つの歴史を記念する日です。
  1. 日本による統治が終了した「台湾光復」(1945年10月25日)
  2. 金門島での戦闘で国民党軍が共産党軍に勝利した「古寧頭大捷(古寧頭の戦いの勝利)」(1949年10月25日)
2025年の法改正により、法定休日となりました。
12月25日 憲法記念日
2025年法改正により新設
2025年法改正により新設
中華民国憲法は、1947年12月25日に施行されました。クリスチャンだった当時の総統蒋介石がこの日を選んだと言われています。
1963年から2000年までは法定休日でしたが、2001年の完全週休二日制導入の際に休日ではなくなりました。2025年の法改正により、ふたたび法定休日となりました。

祝日の出典

  1. 上掲の祝日カレンダーは、台湾行政院人事行政総処が公表した文書をもとに作成しています。
    『中華民國一百一十五年政府行政機關辦公日曆表』
    (2025年6月13日発表)

    台湾では、毎年6月末までに(特に事情がある場合は8月末までに)、行政機関の翌年の休庁日が公表されます。
  2. 台湾の祝祭日に関する基本的な法律は「紀念日及節日實施條例」です。
    『紀念日及節日實施條例』(2025年5月28日施行)
    2025年5月に施行されたこの法律によって、年間の公休日が5日増えました。
    1. 旧暦大晦日の前日
    2. 労働節(5月1日)
    3. 孔子生誕記念日(9月28日)
    4. 台湾光復及び金門古寧頭戦勝記念日(10月25日)
    5. 憲法記念日(12月25日)

西暦、民国紀元、日本年号対照表

 1997年 平成9年 民国86年
 1998年 平成10年 民国87年
 1999年 平成11年 民国88年
 2000年 平成12年 民国89年
 2001年 平成13年 民国90年
 2002年 平成14年 民国91年
 2003年 平成15年 民国92年
 2004年 平成16年 民国93年
 2005年 平成17年 民国94年
 2006年 平成18年 民国95年
 2007年 平成19年 民国96年
 2008年 平成20年 民国97年
 2009年 平成21年 民国98年
 2010年 平成22年 民国99年
 2011年 平成23年 民国100年
 2012年 平成24年 民国101年
 2013年 平成25年 民国102年
 2014年 平成26年 民国103年
 2015年 平成27年 民国104年
 2016年 平成28年 民国105年
 2017年 平成29年 民国106年
 2018年 平成30年 民国107年
 2019年 令和元年 民国108年
 2020年 令和2年 民国109年
 2021年 令和3年 民国110年
 2022年 令和4年 民国111年
 2023年 令和5年 民国112年
 2024年 令和6年 民国113年
 2025年 令和7年 民国114年
 2026年 令和8年 民国115年
 2027年 令和9年 民国116年
 2028年 令和10年 民国117年
 2029年 令和11年 民国118年
 2030年 令和12年 民国119年
▷▷民国元年以来の対照表

備考

  1. 政府機関の公休日を基準に作成していますが、銀行や大手民間企業はほぼこれに準じます。
  2. 2025年の法改正により、休日の振替に関する規定が以下のように改定されました。
    1. 祝日が土曜日と重なる場合は直前の平日が、日曜日と重なる場合は直後の平日が振替休日になります。
      ただし、春節(旧正月)の5連休が土曜日または日曜日に重なる場合は、振り替え先を政府が都度決定します(「政府機關配合紀念日與節日補假及調整放假處理要點」第3条但書)。
    2. 児童節と清明節(年により日付が変わります)が同一日になった場合は、前日が振替休日になります。ただし、重なる日が木曜日のときは翌日が振替休日になります。(「紀念日及節日實施條例」第6条第2項)。
    3. 春節の連休直後の平日が金曜日の場合、政府の決定によって和平紀念日(2月28日)の振替休日をその金曜日にあてて連休にすることができるようになりました(上記「要點」第4条)。
  3. 台湾の「旧暦」とは、中国で清代まで公用されていた太陰暦(月の満ち欠けの周期にもとづく暦)です。中国語では「農暦」と通称されます。
    1912年の中華民国成立後は公用暦としては使用されなくなりましたが、中華民族伝統の祭日を祝う際はいまでも旧暦を用います。以下の祝日は旧暦で日程が決まるため、カレンダー上の日付は毎年変わります。
     旧正月 旧暦1月1日
     端午節 旧暦5月5日
     中秋節 旧暦8月15日
  4. 西暦2026年は民国紀元115年です。民国紀元は中華民国が成立した1912年を元年とする紀年法で、日本の元号と同じような使われ方をします。台湾では、公文書を始めとして、食品の賞味期限、街のペットショップの子猫の生年月日まで、至るところで民国紀元による表示を見かけます。