中国の祝日・休日カレンダー 2015年

JAN (1月)
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FEB (2月)
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MAR (3月)
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APR (4月)
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MAY (5月)
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JUN (6月)
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JULY (7月)
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AUG (8月)
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SEPT (9月)
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OCT (10月)
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NOV (11月)
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DEC (12月)
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中国の祝日 2015年

祝日名にマウスポインタをあわせると説明を表示します。

元旦太陽暦の元日（1月1日）です。
2015年の正月休みは、飛び石になる1月2日（金）に次の日曜日（1月4日）を振り替えて、1月1日（木）から1月3日（土）までの3連休となります。1月4日の日曜日は代替出勤日となり、官公庁は通常どおり執務します。

なお、中国では旧暦（農暦）に従って「春節」（Chinese New Year/旧正月）に新年を祝うので、「元旦」はごく普通の休日で、お正月の雰囲気は全くありません。
春節（旧正月）2015年の旧暦元日は2月19日ですが、2月18日の旧暦除夜（農暦除夕）から連休が始まり、2月24日（旧暦1月6日）までの7連休となります。
2月15日（日）と2月28日（土）は公式な代替出勤日となり、役所や多くの企業は平常どおり執務します。

2016年以降の春節（旧暦元日）は暦上次のとおりです。
2016年2月8日
2017年1月28日
2018年2月16日
2019年2月5日
2020年1月25日

旧暦元旦のことを中国では春節と呼びます。日本で言うところの「旧正月」、英語では「Chinese New Year」と言います。中国ではもともと旧暦（農暦）の1月1日を「元旦」と呼んでいましたが、中華民国建国時に太陽暦が公用暦に採用されたため、従来の元旦（旧暦元旦）は「春節」と改称されました。
清明節法定祝日は4月5日（日）の1日のみですが、前日の土曜日から振替休日の月曜日まで3連休になります。

清明節の「清明」とは、1年を24にわける「二十四節気」のうち、春分の次の節気です。春先の清らかな様子をあらわした「清浄明潔」という語を略した言葉です。
中国では、この清明節に墓参りをする習慣があります。日本でいえばお盆にあたります。そのため「清明節」は「掃墓節」（Sao Mu Jie）とも呼ばれます。
労働節International Labour Dayです。メーデー（May day）とも言います。
法定祝日1日に週末連休をあわせて3連休となります。

メーデーは、米国の労働組合連盟が1886年5月1日におこなった統一ストライキや労働運動を起源とし、現在は多くの国で祝日とされています。とくに中国を始めベトナムや北朝鮮、ロシアなど（元）社会主義国ではいずれも祝日に指定されています。
端午節中国の端午節は、旧暦の5月5日です。
法定休日は6月20日（土）の１日のみですが、翌日曜日と振替休日（月曜日）をあわせて3連休となります。

端午節は春節・中秋節とならぶ中華民族の三大節句のひとつですが、国定休日になったのは2008年からで、比較的新しい休日です。

中国でも端午節には「ちまき」（中国語では「粽子」（zong zi））を食べます。中国の「粽子」は日本のちまきのようなお菓子っぽさがなく、おにぎりのように米粒の形状がはっきりした「食糧っぽい」食べ物です。
抗日戦勝記念日2015年限りの臨時の休日です。
中国では、1951年以来、日本が降伏文書に調印した日（1945年9月2日）の翌日を抗日戦勝記念日としていましたが、法定休日には指定していませんでした。
2015年は第二次大戦の終戦から70周年の節目であり、北京では大規模な軍事パレード（閲兵式）をはじめとする記念行事がおこなわれます。これらの記念行事等に参加する人の便宜のために特別に法定休日としたものです。

祝日は9月3日だけですが、9月6日の日曜日を9月4日に振り替えて、9月3日～5日の3連休になります。振り替えに使った9月6日（日曜日）は出勤日になります。
中秋節中国の中秋節は旧暦8月15日です。今年は新暦の9月27日にあたります。

今年は中秋節当日が日曜日に重なりますが、例外的に振替休日は設けないことになりました。このため、カレンダー上の休みは普通の週末の2連休とかわりません。これは今年だけの特殊な取り扱いです。消えてしまった1日分の休日は、国慶節の7連休に充当されます。詳しくは備考4を参照してください。

中国の中秋節は、家族で月餅を食べる習慣があります。また、お世話になっている人に月餅を贈る習慣もあり、中秋節が近づくとデパートには高級月餅が並びます。
中華民族の大切な祝日ですが、国定休日になったのは2008年からで、比較的新しい休日です。
国慶節中華人民共和国の建国記念日です。
1949年10月1日、毛沢東は北京の天安門の上に立ち、中華人民共和国の成立を宣言しました。

例年、法定祝日3日間に週末連休２週分（4日間）を振替により繋げて7連休（10月1日～7日）になります。ところが、2015年に限っては変則的な処理がおこなわれます。2015年の国慶節連休7日間の内訳は、法定祝日3日間に週末休み3日分（土、日、土）、この6日間に、中秋節の振替休日1日分を加えた7連休となります。詳しくは備考4を参照してください。

1月1日
2月19日
4月5日
5月1日
6月20日
9月3日
9月27日
10月1日

（-1月3日 3連休）
（18日-24日 7連休）
（6日に振替 3連休）
（週末含め3連休）
（22日に振替 3連休）
（-5日 3連休）
（振替休日なし）
（-7日 7連休）

※1月4日（日）は振替出勤日
※15日（日）と28日（土）は振替出勤日

※9月6日（日）は振替出勤日

※10月10日（土）は振替出勤日

※ 抗日戦勝記念日は第二次大戦終戦70周年にあたる2015年のみの休日です。

中国の休日カレンダーの出典

中国の2015年休日日程は、2014年12月16日に国務院弁公庁から発表されました。
国務院弁公庁（中央人民政府ウェブサイト）「関于2015年部分節假日安排的通知」
中国の法定休日を規定しているのは以下の法令です。
「全国年節及記念日放假弁法」（1949年12月23日発布 2013年12月11日最終改正）
2015年に限り、9月3日が休日（抗日戦勝記念日）になります。この休日の根拠規定は下記の国務院通達文書です。
「中国人民抗日戦争及世界反ファシスト戦争勝利70周年記念日の休日に関する国務院の通知」（2015年5月13日発布）
中国の祝日、連休日程の決まり方については、こちらの記事も参考にしてください。
≫中国の法定休日制度について

備考

国務院（日本の内閣に相当）が決定した政府機関の公休日を基準に作成しています。大手民間企業、学校もほぼこれに準じて休業します。
中国では、祝日と日曜日または土曜日が重なるときは、原則として直近の平日が振替休日になります（ただし、2015年の中秋節のような例外もあります）。
抗日戦争戦勝記念日は、前年末に公式発表された2015年休日日程にはありませんでしたが、年度途中の5月13日に急遽追加されました。
当日は中国全土で記念行事がおこなわれ、反日感情の高まりが予想されます。
2015年の中秋節は9月27日で日曜日に重なりますが、国慶節の7連休が数日後（10月1日）から始まるため振替休日は実施せず、国慶節の7連休のうちの1日分に充当されます。年間の合計休日日数は変わりません。この例外的処理については、政府から説明文書が発表されています（中央政府サイト「為什麼中秋節“没有補仮”」(2014-12-16)）。
2015年は、春節の連休が旧暦除夕（旧暦大晦日）から始まることになりました。2014年は旧暦除夕が休みにならず、旧暦1月1日が連休の開始日になっていました。これが正月を故郷で迎えたい人々の不評を買い、政府が実施した世論調査の結果も70％以上が大晦日からの連休を希望していたため、2015年は大晦日からの7連休になりました。
春と秋に開催される広州交易会の時期には、広州、深セン、東莞などのホテルは大変混雑します。この時期に華南を旅行するなら、早めの予約が必須です。
広州交易会の日程は、公式サイトで確認できます（広州交易会オフィシャルサイト/日本語）。

<2016年春季広州交易会日程>
第一期：2016年4月15日-19日
第二期：2016年4月23日-27日
第三期：2016年5月1日-5日
香港が連休になると多くの香港人観光客が中国本土を訪れるため、中国・香港間の交通や出入境ゲートは大変混雑します。
華南旅行のスケジュールを立てる際には、イースターやクリスマスなど、中国本土とは異なる香港特有の連休の日程を確認しておくことをおすすめします。